犬の弁膜症について|小型犬に多くみられる病気

犬の弁膜症について|小型犬に多くみられる病気

犬の弁膜症とは、心臓で血液の流れを調節している弁に異常が起きることにより、心臓の血液を送り出すポンプ機能がうまく働かなくなる病気です。弁膜症は比較的発症しやすい病気のため、飼い主様がしっかりと知識を持ち、適切に対応していくことが重要です。 今回は犬の弁膜症の症状や原因、診断、治療方法などを詳しくお伝えします。 症状と進行 弁膜症の初期症状が現れる前に、心雑音が聞こえることがあります。飼い主様が犬の胸に耳を当てた際に、「どく、どく」ではなく「ざー、ざー」という音を感じる場合や獣医師が聴診器で確認して発見されることもあります。...